テーマ:エッセイ

心象スケッチ 47 冬の使者

Moonlight に照らされて その仄白き姿 川面に映す 遠い国から来た 冬の使者たちよ 水面(みなも)に漂い その翼広げ 天を仰げば  対岸の街が 忽ち凍てつきそうです 思わず あたし 返り咲いた花を 手折ってしまいました ごめんなさい . . .   こんな夜には  小さな小さな罪を…
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心象スケッチ 42 嘘

あなたの嘘 ひとつ許し あなたの我がまま ふたつ許し 罪意識の無い言葉 みっつ許して 忘れた振りすればいい 微笑んでしまえばいい 行き場の無い問いに 答えなどないのだから 消えない傷痕より 目の前のあなたを見つめて . . . だから もう . . . 頬杖はつか…
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心象スケッチ 41 Kiss

突然の Kiss に 俯きながら 頬染めて        さり気ない Kiss の後 微笑みながら 胸に凭れ         素っ気ない Kiss に 口を尖らせ 肩すぼめて やるせない くちづけのあと 泣いちゃった . . . 声も出さず .................…
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心象スケッチ 40 あなた色

こころも からだも あなた色に染められて . . . あたし いつかきっと 逃避行も終わるわ 情熱の代償ね 燃え尽きて 抜け殻みたいになって そして 置きっ放しにしてた現実に気づくの 決して あたし色にも戻れずに ........................…
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心象スケッチ 39 白日夢

釣瓶落としの秋の日に 夜を待てずに夢を見て 迸る想いを堰き止めながら 間引きした言葉を口にする . . . たぶん 好き あなたが落とす長い影に すっぽり隠れて あたし 熱い想いより もっと力を込めて 抱き締めてあげる . . . ずっと 好き 昨日までの悦びが 哀し…
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心象スケッチ 38 夜空のファンタジー

街の喧騒が止み 澄んだ空気の中 遠く 最終電車の音が響く それはまるで 星々たちを枕木にし 天まで続くレールを ひた走るよう 舞い立つ霧に消えてなお 仄かな光を放ち 風のざわめきを伝える この一陣の風はメッセージ? 銀河を駆け抜けるペガサスの 風を切る羽音と 闇に轟く蹄の音が聴こえ…
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心象スケッチ 37 秋色ルージュ

傾きかけた太陽に誘われて 思わずハミングしちゃった 優しい風がそよぐから 音程なんて気にしないの リズムに乗れさえすれば 鏡の中のあたしは やっぱり 夢見たがりのオンナで 唇すぼめて 秋色ルージュを そっと引く それでも少し メランコリックに首を傾(かし)げて 髪を結い 後れ毛を気にしながら…
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心象スケッチ 36 さらさらと

うつらうつらしながら 耳に滑り込んできた声 大人たちが交わす言葉の響きは まるで子守唄のようで 母の膝から温もりが伝わって 掌が肩に置かれて それだけで幸せだった 細かなブルーの砂が 目に さらさらと流し込まれるから 眠くなるのだと言う . . . そんな童話を思い出したけれど から…
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