テーマ:恋愛

心象スケッチ 50 好き

いつもの挨拶みたいに さり気なく Happy Birthday を言いながら ケーキ 差し出すんだもの ありがとうを 言いそびれちゃうじゃない ぎこちない手つきで 淹れてくれたコーヒーは 不揃いのカップから溢れそうだよ 大粒のイチゴを頬張れば 甘酸っぱい香りが広がって 小さな小さな春と シャ…
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心象スケッチ 49 Chocolate or . . .

急に降り出した雪が 氷雨に変わる頃の待ち合わせ     それも悪くないよね あたし  顔を合わせた瞬間に さよならまでの残り時間を 意識し始めるってこと あなた 知らないでしょ? だから . . . センチメント 持て余しながら ちょっとだけ 意地悪しちゃう      ねぇ…
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心象スケッチ 48 ピアス

だらだら坂の途中で あたしは不意に立ち止まる 大きく肩で息をして 額に滲む汗を拭う仕草は あなたの視線を誘えるかしら?         掻きあげた髪に 絡み付いて落ちた右側のピアス 夜空に鏤められた星が一つ 地上に零れ落ちたみたいでしょ? 風邪を引くよ ほら もう少しだからさ .…
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心象スケッチ 46 願い

たったひとつだけ 願いを叶えて下さい もう一つだけ . . . あとひとつだけ . . . 綯い交ぜになった欲望を 『 願い 』 という言葉で隠し 百八つの煩悩 いくつ消えたのだろう あなたの唇が  触れた指先から . . . あたし 切ない勇気 湧いて あなたが口に含んだ  …
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心象スケッチ 45 fade out

やがて訪れる別れの時は あたしの想い いっぱい置き去りにするね きっと避けられない さよならの時は 楽しい想い出だけを残して行くから あなたが悔やむように 懐かしむように 思いっきり イイオンナ演じて あなたの中のあたし 少しずつ消えてくの そう . . . あなたの心ん中で…
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心象スケッチ 44 鍵

改札口で見つけると 瞬く間に 笑顔になったよね たぶん . . . きっと  心細げな あたしの顔 「 あるわよ . . . ほら 」 銀色の合鍵を 茜色の空に放り上げ 覚束ない仕草でキャッチしてさ アパートまでの帰り道 あの角までは あなたの影を踏みながら あの角を曲がったら…
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心象スケッチ 43 Indian Summer

霞む街の お気に入りの店で うっすら西日射す この椅子は  あたしの指定席 いつもと同じ仕草 文庫本読む振りして 窓越しの気配を気にしてる            季節を告げる風に吹かれても ここまでの道 歩む速さを変えないでしょ たぶん あなたは   ノスタルジックな曲と 幸せそうな恋人たちの…
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心象スケッチ 35 September Rain

逢えなかった時間を埋めるように 貪り合い ふたり ゆらり ゆらめいて この先 逢えない日々を充たすように 温もり 伝え合う じんじんと熱く 刹那な時のつれなさは 昂り醒ます 冷たい雫たちを呼ぶの September Rain …
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心象スケッチ 33 始発電車

降り続く雨の温度が変わらなかったから 秋の訪れも気づかずにいたんだ 僅かに見せる季節の移ろいに とっても敏感なあなたは 決まってあたしをからかったよね 優しい雨が降り始めた今朝 ようやく 秋の始まりを感じ取ったよ …
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心象スケッチ 32 嫉妬

その無邪気な笑顔 他の誰に見せてたの?   あたしが知らない あなたの時間に嫉妬して 言えない台詞を吐息に絡ませ 耳朶 そっと噛んじゃった . . . ごめん 一瞬戸惑わせる その眼差し 今夜は独り占めしていい? …
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心象スケッチ 30 熱帯夜

シンデレラタイムの暗闇に 浮かび上がる  携帯電話のイルミネーション 夏も終わりの熱帯夜に 無機質なものさえ 妖しく鳴り響くバイブレーション いつもと変わらぬ クールな文字を並べてるのね でも 分かってる . . . …
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心象スケッチ 29 生きる

この世に生を受け 産声をあげた瞬間 天へ向かった掌から 零れ落ちたもの ひとつ それを探す旅が 人生なんだと 教えてもらったよ 泣いたり 笑ったり 迷って 遠回りして あなたへと 辿り着いたんだね .…
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心象スケッチ 27 こんな時

真っ赤に熟れた 艶やかなプラムは 絶大な威力を発揮したね 期待以上の甘さに 笑みを浮かべ 堰(せき)を切って  囀(さえず)り始めたあたし          やだ . . . 黙秘権を主張したあたしが 敗れた瞬間だ…
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心象スケッチ 26 夜明け前

湯上りの肌に 下ろしたての浴衣を纏い 後れ毛を掻き上げ 薄紅を引く 遠く響く花火に 心 騒ぎ 身を委ねるの やがて迫る夜明けの風は 祭りの後の静けさにも似て 熱き唇は 囀(さえず)りを躊躇う それでも . . . あな…
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心象スケッチ 25 花火

あなたとのこと . . . いっそ 戯れならいいのに . . . 夜空に咲く花火に 忘れてた色を想い出し くゆる煙の中で 無邪気なあなたを捉える            ねぇ . . . 数え切れない記憶と 積年の想いは …
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心象スケッチ 24 夢

そうね . . . だったら . . . 今年初めて収穫の 夏野菜を背景に ふたりの笑顔 写しましょ 他愛無いお喋りをして 夕立の間のひとときを 膝枕で ほんの少し 休んでくださいな ちょっぴり涼しい風と あたしの指先…
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心象スケッチ 23 想い

想い出してみて あたしの好きなシーン shiny blue の ふたり 見上げる空と dark blue に染まり始める 待ち合わせの街 憶えていて あたしの好きな色 憂い涙さえ霞む rainy blue そして…
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心象スケッチ 22 刹那

唇は 更に色濃く 熱を帯び 薄明かりの中 紅に染まる BGM は 悲しい旋律を奏で 吐息の切れ間に 「 ねぇ . . . 」 続く言葉を探し 闇に たゆたいながら あたし 堕ちてく    七夕の    逢瀬にも…
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心象スケッチ 21 雨の風景

夕暮れ時の雨に あたしと あなたが霞んでく mellow なふたりを 水溜りに映せば どこか monochromatic shadow 寄り添ってるのに なんか悲しげだよね こんな時 思わせ振りの台詞でも 言ってく…
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心象スケッチ 20 夢ん中

あのね . . . 夢の中の二人はね ちっちゃな畑から収穫するの ビタミンカラーの野菜 . . . ありがとう って感謝しながら 豊かに結んだ実を 眩しい太陽に翳すの ふたり 互いの汗を拭いながら 畑の隅に咲く 小花を優…
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心象スケッチ 19 旅立ち

眩しかったね あの日のふたり 輝いていたね 涙なんて 絶対 不似合いなほど 笑っちゃった ふたりのスーツ姿に 髪を切ったあなた . . . 前髪を掻きあげる仕草が ひどく ぎこちなかったし 好きと言ってくれた長い髪 あの日だけは結わえたの . . . あたし 薄紅色のルージュを引いて…
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心象スケッチ 18 希望へと

激しい雨に目覚めた朝は いつにない胸騒ぎが襲い 掌に残る温もりを尚求め 窓際に立つあなたを追う ふたりの始まりが雨なら 終わりも雨の風景だなんて 悲しい予言を打ち消して 雨の後には風が舞って 雲が流れて 優しい光が降り注ぐ そんな 希望へ続く連鎖を願って あなたの背にしがみつく …
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心象スケッチ 17 ゆらりゆらり

砂浜に足を捕られ あなたに からだ預けて ドキッ 水平線に沈む太陽を見つめ 肩が触れ合い  心 グラッ 藍に染まる空に溶け 行き先の無い風に漂い ふたり ユラリユラリ 
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心象スケッチ 16 花びら

夜風に舞う花 あなたの肩に はらはらと 闇に漂い 花びら あたしの髪に ひとひら 押し戻した言葉 胸に痞(つか)え 涙 ひと粒 ぽとり 涙は 武器になるのでしょ? だから 目の端っこから窺うあなたの顔が  どうか 苦…
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心象スケッチ 15 すれ違い

フェンス越しのグランドに あなたの横顔追ったら 優しい鼓動感じて あなたが送り返す視線に 背中抱かれた気がして 戸惑いながら駆け出した あたし そんな微妙なすれ違いと 青過ぎた空に傾き始めた太陽が 二人をぎこちなくさせたんだ 好…
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心象スケッチ 14 わがまま

ふたりの吐息だけが支配する 深夜0時 「 今日も逢えたね 」 日付が変わる瞬間に 時計を指差しながら呟くヒト  . . . 明日も . . .          って 囁きそうになるアタシを たしなめてちょうだい あなたの …
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心象スケッチ 13 街

あなたが居なくなって あたしが去って いつか この街も変わるのだろうか ふたりの想い出が 淘汰されてくはずの街 都会に疲れた者たちの 砕け散った希望と 使い捨てられた愛が落ちてる街 その小さな嘴(くちばし)で啄(ついば)み …
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心象スケッチ 12 逃避行

real な日常から逃避して sentimental な心が躍る時空と . . .  tight なムードに loose な体が堕ちる瞬間と . . . 夢物語は いつも儚くて 今日もまた 魔法が解けてしまったみたい 思わせぶりの雨雲が 垂れ込めてた あの場所から 移動距離10km 嵐…
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心象スケッチ 10 雨

雫のカーテンに 閉ざされて . . . ふたり 「 雨がスキ 」 あたしは 嬉々として饒舌だった 暗く垂れ込めた雲とは対照的な表情で なのに 別れ際 一瞬 顔を曇らせて 「 雨の日はキライ 」 消え入るような声で呟く ころころ変わる この表情は あなただけが知ってるんだね …
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心象スケッチ 9 夢のあとさき

浅い夢に過ぎなかったような まだ 深い夢に溺れているような 物憂げな目覚めの中 窓越しの喧騒の中 曇りガラス伝う 雨の粒たちは 現実へ引き戻そうとする それでもまだ 虚ろな目で  あなたを追ってしまう あぁ もうすぐだね …
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